環境認識が超簡単にできるインジケーター『ChartInTheBox』です。YouTube で「訓練特化チャンネル」を運営されている、きのりさんという方の声が大好きでよく視聴させていただくんですが、そのきのりさんの【FX初心者セミナー】 環境認識プチコツ という動画の環境認識方法を自動化してみました。完全ではないですがほぼほぼ同じことができるのではないかな?と思います。きのりさんにはダマです。初心者じゃねーし!という方はここをスルーしていただいて、もう一つのモードを。
もう一つのモードとは、複数チャートを表示している場合に下位足のウィンドウサイズと位置を上位足上にレクタングルで忠実に再現して表示する “ MODE-B ” です。下位足ウィンドウを上位足上の子画面で監視しているようなイメージで、こちらも複数チャートを表示する方のマルチタイムフレームでの環境認識の強力な補助となります。ただ単に下位足の表示範囲をレクタングルで囲んで追跡するだけですが結構なインパクトです。マルチタイムフレームな感覚がここまで具体化するのかと自分でも驚きました(笑)是非お試しいただき、必要なしと思ったら捨ててください。
“ MODE-B ” 利用の hint 複数時間足を表示して内1枚を常時最大化していても下位足の範囲を正確に追跡できます。
同じ通貨ペアの複数時間足の内の1枚を常時最大化している方でも下位足の範囲を正確に追跡できます。チャートを生成したときの状態にも因りますが、例えば1つの組に4枚のチャートを並べて表示して、その内の1枚を最大化すると、背面に残された他の3枚は並んだ状態で留まり、4分の1のサイズのままです。
常時チャートを最大化している方には、このレクタングルの範囲では意味を持ちません。この場合は背面の子チャートを最大化サイズまで広げておくと、下位足の最大化サイズでレクタングルを表示でき、意味を持たせることができます。
MT4 をご利用の方は ShowMaximizeRev を併用して最大化サイズに広げた子チャートのウィンドウ枠を隠すとさらに誤差がなくなります。
※ MT5 はウィンドウ枠を隠すことができません。
※ ウィンドウを最大化しない方は上記措置の必要はありません。
※ どちらのモードも1分足には下位足がないのでレクタングルは表示されません。
※ 設置チャートサイズの高値安値モードでは範囲内のバーの視認性を上げるためバー2本分左右の範囲を広げています。レクタングルライン上にあるバー、または範囲内側の1本目のバーは算出範囲に含まれていないことがあります。(レクタングルの内側左右1〜2本は高値安値がはみ出して違和感を感じる場合があります)
バージョン履歴
パラメーター
【MT4】このインジケーターはウィンドウの最大化を監視するため、user32.dll(Windows User API)を使用しています。パラメーターの「全般」タブで「DLLの使用を許可する」に ✓ を入れてください。
※ MT5 版では user32.dll を使用しません。
- 表示モード
- 選択項目
- MODE-A : 設置チャートサイズの高値安値
ChartInTheBox を設置したチャートのサイズを元に、同じサイズを想定して下位足の高値安値を算出するモードです。「設置したチャートで時間足を切り替えたら」という、いわば仮想モードです。仮想なので自分以外のチャートが表示されている必要はありません。このチャートサイズで下位足に切り替えたらこの範囲が表示されるよね、という範囲の最高値から最安値をレクタングルで囲んで表示します。このモードのみ、チャートをスクロールすると表示範囲を追跡します。参考動画にあるように1枚チャート向きです。 - MODE-B : 下位足チャートサイズ(複数チャートを表示している場合のみ)
MODE-A とは使用目的が違います。複数チャートを表示している場合に下位足を監視して、そのサイズの範囲をレクタングルで囲んで表示するモードです。下位足ウィンドウを上位足上の子画面で監視しているようなイメージです。今見ている上位足のこの部分が下位足で表示されている範囲だよね、を表示します。上の “ 仮想 ” に対してこちらはリアルです。高値安値は反映しません。※ 矢印は説明のためのイメージです。※ 組に2枚以上のチャートを表示しないと機能しません(表示されません)。1枚を最大化して他を隠しておいても機能します。
※ 複数チャート表示でスケールを固定する方には特に MODE-B がおすすめです。スケールが大きくなりがちな短期足の画面からバーがはみ出していても、はみ出した部分が上位足のレクタングルから確認できるので不安にならず現在価格に集中できます。下位足の表示範囲を忠実に再現するので下位足からはみ出た部分も正確に把握できます。 - MODE-B : 下位足チャートサイズの高値安値(複数チャートを表示している場合のみ)
上のリアル下位足チャートサイズモードに高値安値を反映します。 - 表示オフ
表示を停止できます。
- MODE-A : 設置チャートサイズの高値安値
- 表示モードを切り替えるキー(shift キー + M)
キー入力する都度「MODE-A 」「MODE-B」「MODE-B 高値安値」が順に切り替わります。
※ 当サイトの ShowMaximizeRev をお使いの方はバージョン 1.15 以上へバージョンアップをお願い致します。同じ M キーをデフォルトにしているため、shift キーを押しながらのキー入力を無効にしました。ChartInTheBox と併用しても問題が起こらなくなります。 - ウィンドウ横分割数 ※「MODE-A : 設置チャートサイズの高値安値」専用
「MODE-A : 設置チャートサイズの高値安値」専用で、同じ組に複数チャートを “ 同時表示 ” している場合のみ使用します。1枚を最大化して他を隠している場合はこの数値は使用されません。仮想的に、最大化したウィンドウのサイズを算出するために横方向のウィンドウ枚数を入力します。複数チャートを表示したままで、下位足のウィンドウを最大化した時の範囲を表示できます。チャートを上下左右に4枚並べている場合は横方向に2枚のチャートを並べていますので「2」と入力してください。チャートが1枚だけの場合や、最大化サイズが必要ない場合は1と入力すると現チャートサイズで算出されます。 - ラインを前面に表示する
ラインをバーの前面に表示できます。 - ラインを非表示にするキー(shift キーなし [ ; セミコロン])
一時的にラインを非表示にできます。
- 選択項目
- ラインの色
色に None を選択するとその時間足のレクタングルは表示されなくなります。 - 線種
- ラインの太さ
ご利用条件
- 素人の個人が使用するために作成したものですのでセキュリティなどは考慮していません。ご自身の責任で使用できる方はどうぞご利用ください。
- 使用中に損害が生じても当方は一切の責任を負いません。が、不具合などあればコメント等で内容をお伝えいただき、再現できれば修正を試みてみます。
- 開発環境は Mac 上の仮想環境にインストールした Windows 11 と MT4/5 の最新バージョンのみで、他の環境の用意はありません。(使用推奨環境のことではありません。開発環境を開示しているだけです)
- 正しく使用できない口座もあるかもしれません。
- MT4 / MT5 の気配値に EURUSD を表示してください。ブローカーごとの pips 計算のために EURUSD の価格の桁数を参照しています。気配値に EURUSD を表示していない場合はインジケーターを設置した通貨ペアの桁数を利用しますが、正確な pips 値にならない可能性があります。(pips を表示しないインジケーターは除く)