チャートに違和感なく日本時間を表示できるインジケーターです。MT4 / MT5 の時間を隠して日本時間だけを表示して取引ができます。デザインもオリジナルそのままにしたので(気持ち)邪魔になりせん。もちろん過去から現在まで夏時間、冬時間をきっちり反映します。ついでにラウンドナンバーの表示と、3大市場時間の色分け・値幅表示にも対応しました。さらに、時間軸ズームの微調整、オリジナル十字カーソルで時間差と値幅の計測もできるようにしてみました。
日本時間を表示するだけなのにサブウィンドウを使ってしまうのはスペース的になんとなくもったいない。オリジナルの表示時間を書き換えられるのが一番良いんですがインジケーターレベルでは難しそう、からのこの仕様で日付付きの目盛りの間隔はオリジナルのままです。日付を非表示にして時間のみの表示や、5分足以下では1時間区切りの表示もできます。
バージョン履歴
パラメーター
- 日本時間を表示して開始
左端の日付を日本時間・市場時間の表示 / 非表示ボタンにして、左端の日付をクリックすると日本時間と市場時間を非表示にできますが、開始時に非表示にできるようにしました。開始時に日本時間を非表示にしたい方は false にしてください。- 表示位置の変更
日本時間をチャートの上部に表示か下部に表示かを選べます。
- MetaTrader オリジナルの時間エリアを隠す
サーバ時間を隠して日本時間のみを表示します。
※ オリジナルの時間エリアを隠すと、通貨ペアの変更や時間を検索できる「ファーストナビゲーションボックス」が使用できなくなります。 - 最下段のサブウィンドウに日本時間を表示する
表示位置に Bottom を選んだ場合、日本時間を最下段のサブウィンドウ下部に表示できます。false にするとメインウィンドウ下部に表示されます。 - 左端の日付を日本時間・市場時間の表示 / 非表示ボタンにする
false にするとカーソル時間の表示 / 非表示ボタンになります。
※「日本時間を表示して開始」を false にする場合は必ず true にする必要があります。
- 表示位置の変更
- 左シフト
左側の表示開始位置を入力した目盛り数分右にずらせます。0 なら左端から表示されます。
※ 左シフトを「 2 」に設定した場合 - 日付を表示する
文字サイズによっては以下が省略されます。- 左端の日付:文字サイズ 9 以上(年月日式の場合 11 以上)で年を省略
- 日付ありの日本時間:文字サイズ 9 以上で日付を省略
- 日付フォーマットを年月日の順にする
- 日付の区切り文字 – . (ドット) / (スラッシュ) – (ハイフン)から選べます。
- 5分足以下で1時間区切り表示にする
5分足以下で時間表記が二桁になり1時間ごとに区切り線が表示されます。日付は表示されません。- 1時間区切りタイプ
区切りをライン表示にするかマーカー表示にするか選択します。
- 1時間区切りラインの色変更
区切りをライン表示にした場合のライン色です。マーカーの場合は文字色が適用されます。 - マーカー表示分数
マーカーを表示する分数を「0分・10分・15分・30分」から指定できます。 - 左シフト
1時間区切り専用。日本時間の表示位置を top にしてワンクリックパネルを開くと日付が隠れてしまいます。その場合の日付表示位置調整です。左端からのピクセルで指定してください。
※オリジナル区切りの場合は MT4 / 5 の目盛り数でのシフトになります。
- 1時間区切りタイプ
- 1時間足以下で期間区切りを日本時間にする
日本時間の日付変更線を表示します。2時間足(MT5)以上、または4時間足(MT4)で日本時間の0時にバーが存在しないことがあるので1時間足以下のみ対応としています。- 期間区切りの線種
- 期間区切り線の色
- MT4 / MT5 期間区切り表示の色
「1時間足以下で期間区切りを日本時間にする」を false にしてお好きな色に設定すると MT4 / MT5 デフォルトの期間区切り線をお好みの線に置き換えられます(ShowJapanTime の区切り線のことではありません)。デフォルトに戻したい場合は色を None にして、チャートプロパティ(F8 キー)で「期間区切り表示」に✓を入れてください。 - MT4 / MT5 期間区切り表示の線種
- MT4 / MT5 期間区切り表示の太さ
※ Solid 以外の線種を太くすると Solid が表示されます。MT4 / MT5 の仕様です。
- 文字サイズの変更
1 〜 16。価格ルーラーとカーソル時間には反映されません。 - 文字色の変更(None で前景色)
None を選択すると自動的にチャートの前景色を適用します。 - ズームを多段階調整する(32段階)
MT4 / MT5 のズームは 1 ⇔ 2 ⇔ 4 ⇔ 8 ⇔ 16 ⇔ 32 の6段階しかなく粗めですが、この MT4 / MT5 内部に持つ 1〜32 段階のズーム幅を1段階ずつズームできるようにしました(β)変更されたズーム値はコメントに10秒間表示されます。カーソルをチャート上部に移動させることでも現在のズーム値を確認できます。
※ EA が稼働しているチャートでこの機能を使う場合はご注意ください。
この機能は MT4 / MT5 の定型チャートを利用して実装しています。インジケーターから定型チャートを適用すると EA の自動売買の許可が外れます
これは MT4 / MT5 の仕様ですので、EA を適用したチャートでこの機能を使用した後は EA の以下のチェックを戻して自動売買を再度許可してください。MT5ShowJapanTime を適用しただけで自動売買許可のチェックが外れることはありません。多段階ズーム機能を使用したときのみご注意ください。- 拡大キー(shift + キー)お好みのキーに変更できます。
- 縮小キー(shift + キー)お好みのキーに変更できます。
- カーソルをチャート上部中央に移動させると現在のズーム値を表示する
多段階ズームの現在値をいつでも確認できます。コメント表示とテキスト表示が選べます。テキスト表示にしてズームボタンを表示すればクリックで多段階ズームができます。 - ズーム値をテキストで表示する
コメントを使用せずテキストで表示します。コメントより負荷は上がります。
※ コメントは他のインジケーターで使用する可能性もあるためデフォルトをテキスト表示に変更しました。 - 多段階ズームボタンを表示する(拡大/縮小キーは無効になります)
多段階ズーム値の両サイドに表示される「 + 」ボタン「 – 」ボタンをクリックすると多段階ズームできます。
※「カーソルをチャート上部中央に移動させると現在のズーム値を表示する」「ズーム値をテキストで表示する」「多段階ズームボタンを表示する(キーが無効になります)」 をすべて true にすると表示されます。
- カーソル位置の日本時間を常時表示する
- カーソル時間にラインを表示する
- カーソル時間を表示するキー
キー入力でカーソル時間の表示非表示ができます。日本時間左端の日付テキストクリックでも表示できます。MT4 をご利用の場合のみですが、パラメーター最上部の「オリジナルの時間エリアを隠す」を true にしていると「スペースキー(space)」が指定できます。キーボードを見る必要がなくなってカーソル時間表示+計測の機動性がアップします。 - カーソルラインのタイプ
視認性を上げるためにラインを表示します。垂直線と十字線が選べます。 - カーソルラインの線種
- カーソルラインの色
- 計測テキストの文字サイズ
カーソル時間表示中に shift キーを押しながらチャートをドラッグすると値幅(pips)と時間の差分を計測できます。MT4 / MT5 標準の十字カーソルと同等の機能です。ドラッグ中に shift キーを放してもう一度 shift キーを押下するとフリーズ(β)もできます。さらにもう一度 shift キーを押下するか、チャートをクリックするとフリーズが解除されて計測が終了します。
※ 計測中は shift キーを放しても計測は継続されます(shift キーが必要なのは開始時のみです)
※ フリーズ中の十字カーソルと計測テキストはチャートスクロールに追従しません。 - 計測テキストの文字色
- 計測テキストに価格/数値を表示する
十字カーソル位置の価格または数値を計測テキストの1番外側に表示します。 - 計測テキストを十字カーソルの下付きに表示する
- 十字カーソルに色を塗る(None でオフ)
- 価格ルーラーを表示する
チャートの左側に切りのいい価格を表示します。キリ番価格(ラウンドナンバー)は太字にできます。- 価格の間隔
自動と固定が選べます。自動の場合は中間価格を 1 pips、2 pips、5 pips、10 pips、20 pips、25 pips、50 pips 区切りで密度によって出し分けます。固定の場合はパラメーター最下段の「中間価格の間隔」を時間足ごとに pips で指定します。
- 価格ルーラーを最前面に表示する
- ラウンドナンバー(100 pips 単位)を太字にする
- ラウンドナンバーにラインを表示する
- ラウンドナンバーラインの線種
- ラウンドナンバーラインの太さ
- ラウンドナンバーラインの色
- ラウンドナンバー以外の中間価格にラベルを表示する
false にすると区切りマーカーのみになり、ラウンドナンバーテキストだけが表示されます。- 中間価格にラインを表示する
- 中間価格ラインの線種
- 中間価格ラインの太さ
- 中間価格ラインの色
- Bid、Ask ラベルを左側でも表示する
- 価格の間隔
- 世界の市場時間を表示する ※1時間足以下 / 初期値 false
世界3大市場の時間帯を塗りで表示します。各地域の冬時間を日本時間で入力するだけで夏時間も自動的に適用されます。
※ バージョン 2.763 より、入力する時間を夏時間→冬時間へ変更しました。- 市場時間を日本時間テキストの背景に表示する
高値安値は反映せず、時間帯だけを日本時間の背景に塗りで表示します。 - 各市場時間の値幅(pips)を表示する
市場時間をバーの背景として表示している(高値安値が反映されている)ときのみ値幅を pips で表示します。 - 値幅の文字サイズ値幅の文字色値幅の表示位置
- 各市場時間に主要国の国旗を表示する
- 国旗の表示位置
- 市場時間の色の一括設定
- 自動 – チャートの背景色が Black の場合だけ既定の暗色パターンが適用され、Black 以外は既定の明色パターンが適用されます。お好みの色にカスタマイズしたい場合は以下のどちらかを選択してください。
- カスタマイズ(暗色) – 各地域の「暗い色」に入力した色に変更
- カスタマイズ(明色) – 各地域の「明るい色」に入力した色に変更
- 豪州・アジア市場の表示 – オーストラリア・ニュージーランド(+アジア)の市場時間です。北半球とは夏時間と冬時間が逆になります。ニュージーランドの夏時間がオーストラリアより早く始まって遅く終わるのでニュージーランドのサマータイム期間を採用しています。オープン・クローズ時間は南半球の冬時間を日本時間で入力してください。
- 豪州・アジア市場オープン時間 – 半角数字4桁で入力(例:0700、2230 など)コロン : は入力しないでください。
- 豪州・アジア市場クローズ時間 – 半角数字4桁で入力
- 豪州・アジア市場時間帯の暗い色 – カスタマイズ用の暗い色です。変更を繰り返しているとワケが分からなくなるときがあるのでリセット用に明暗分けて用意しています。
- 豪州・アジア市場時間帯の明るい色 – カスタマイズ用の明るい色
- テキスト背景時の豪州・アジア – 欧州市場重複時間の暗色(カスタマイズ用)
市場時間の色の一括設定でカスタマイズを選んだ場合だけ反映されます。Auto の場合は既定の色が適用されます。設定時間によっては豪州・アジア市場がクローズする前に欧州市場が始まる場合がありますので、テキスト背景時のみ、欧州時間のオープンから豪州・アジア時間のクローズまでの色を指定します。高値安値設定時は指定する必要はありません。 - テキスト背景時の豪州・アジア – 欧州市場重複時間の明色(カスタマイズ用)
市場時間の色の一括設定でカスタマイズを選んだ場合だけ反映されます。
- 日本市場の表示 – 夏時間・冬時間の影響を受けず年間通して同じ時間になります。
- 日本市場オープン時間 – 半角数字4桁で入力
- 日本市場クローズ時間 – 半角数字4桁で入力
- 日本市場時間帯の暗い色
- 日本市場時間帯の明るい色
- 欧州市場時間の表示
- 欧州市場オープン時間 – 半角数字4桁で入力
- 欧州市場クローズ時間 – 半角数字4桁で入力
- 欧州市場時間帯の暗い色
- 欧州市場時間帯の明るい色
- 米国市場時間の表示
- 米国市場オープン時間 – 半角数字4桁で入力
- 米国市場クローズ時間 – 半角数字4桁で入力
- 米国市場時間帯の暗い色
- 米国市場時間帯の明るい色
- テキスト背景時の欧州 – 米国市場重複時間の暗色
市場時間の色の一括設定でカスタマイズを選んだ場合だけ反映されます。Auto の場合は既定の色が適用されます。
米国時間と欧州時間は被って欧州が先にクローズするので米国時間のオープンから欧州時間のクローズまでの色を指定します。 - テキスト背景時の欧州 – 米国市場重複時間の明色
市場時間の色の一括設定でカスタマイズを選んだ場合だけ反映されます。 - テキスト背景時の米国 – 豪州市場重複時間の暗色
豪州の夏時間が米国の冬時間と重なる時間があるので豪州時間のオープンから米国時間のクローズまでの色を指定します。市場時間の色の一括設定でカスタマイズを選んだ場合だけ反映されます。 - テキスト背景時の米国 – 豪州市場重複時間の明色
市場時間の色の一括設定でカスタマイズを選んだ場合だけ反映されます。
- 市場時間を日本時間テキストの背景に表示する
- 中間価格の間隔 pips(M1)
価格の間隔で「固定」を選んだ場合の間隔を時間足ごとに pips で指定します。100の倍数(300、600、900を除く)を指定すると中間価格は表示されずラウンドナンバーのみが表示されます。(MT5 版にはさらに細かく時間足設定があります)- 中間価格の間隔 pips(M5)
- 中間価格の間隔 pips(M15)
- 中間価格の間隔 pips(M30)
- 中間価格の間隔 pips(H1)
- 中間価格の間隔 pips(H4)
- 中間価格の間隔 pips(D1)
- 中間価格の間隔 pips(W1)
- 中間価格の間隔 pips(MN)
- ブローカーの GMT
ご利用の FX 口座が採用する GMT(グリニッジ標準時)の設定です。正しい GMT が選ばれていないと日本時間がずれて表示されます。ほとんどの方の口座は GMT +2/+3 を採用していますので変更の必要はありません。
AVATRADE、Exness、LAND-FX など GMT 0 を採用する口座をご利用の場合は GMT -1/0 へ変更する必要があります。簡単に見分ける方法として、期間区切り表示(MT4/MT5 の 0:00)が日本時間の午前10時、または午前9時(夏時間)に表示される口座が GMT 0 を採用する口座です。日本時間の午前7時、または午前6時(夏時間)に表示される口座はデフォルトの GMT +2/+3 採用の口座です。
※ GMT+3 を採用する FXGT(MT5 版のみ)を追加しました。
- サマータイム基準
ブローカーによって変わります。「米国基準」「欧州基準」「なし」から選んでください。ほとんどのブローカーは米国基準です。XM Trading、FxPro などキプロス共和国に拠点を置くブローカーが欧州基準です。GMT 0 を採用する AVATRADE、Exness、Land-FX や GMT+3 を採用する FXGT などがサマータイムを適用していないようです。
- サマータイム基準
ご利用条件
- 素人の個人が使用するために作成したものですのでセキュリティなどは考慮していません。ご自身の責任で使用できる方はどうぞご利用ください。
- 使用中に損害が生じても当方は一切の責任を負いません。が、不具合などあればコメント等で内容をお伝えいただき、再現できれば修正を試みてみます。
- 開発環境は Mac 上の仮想環境にインストールした Windows 11 と MT4/5 の最新バージョンのみで、他の環境の用意はありません。(使用推奨環境のことではありません。開発環境を開示しているだけです)
- 正しく使用できない口座もあるかもしれません。
- MT4 / MT5 の気配値に EURUSD を表示してください。ブローカーごとの pips 計算のために EURUSD の価格の桁数を参照しています。気配値に EURUSD を表示していない場合はインジケーターを設置した通貨ペアの桁数を利用しますが、正確な pips 値にならない可能性があります。(pips を表示しないインジケーターは除く)
ダウンロード
ShowJapanTime.ex4 (MT4)
Version: 2.771
Published: 2021-05-28
3635 Downloads
ShowJapanTime.ex5 (MT5)
Version: 2.771
Published: 2021-05-28
2504 Downloads