
描画したラインと現在価格との価格差を pips で表示するインジケーター『ShowDiffAndAlert』です。ラインの価格から bid までの距離をリアルタイムに pips で表示するのでエントリーや決済などのガイドに大変有効です。設定した pips に達するとラベルの色を変えたりアラートを鳴らすこともできます。対象のラインは水平線と、水平に引いたトレンドラインの2種類になります。
気になる高値や安値を見つけたら、とりあえず水平線か水平なトレンドラインを引いてしまえば ShowDiffAndAlert が現在レートから何 pips 離れているのかを正確に教えてくれます。同じく pips を計れる十字カーソルとも違い、使用している間だけではなく、固定されて、レートの動きに合わせて pips が常時更新されますのでまた違った分析や対策が可能になります。
このインジケーターは当サイトのライン同期・描画インジケーター LineSynchronizer の「水平トレンドライン」の補助プラグインとして開発しましたが、単体でも水平線と組み合わせての利用が可能です。LineSynchronizer は簡単に水平なトレンドライン「水平トレンドライン」を引くことができますので、組み合わせて使うと格段に分析・作業効率が上がります。是非、LineSynchronizer と一緒にご活用ください。
バージョン履歴
バージョンアップ 1.04(2022.02.14)
- レートがアラート価格を跨いで往復するとサウンドを何回も再生してしまう問題を修正しました。一度再生されると、レートがアラート価格から 5 pips 以上離れてから再度価格に達しないとサウンドを再生しないようにしました。次の再生までに離れる pips はパラメーターから変更できます。
バージョンアップ 1.03(2022.02.04)
- リクエストいただいた機能を追加しました。
- 差分 pips テキストの背景をなしにできる機能を追加しました。背景をなしにすると通常時の文字色を自動的にチャートの前景色にします。
- サブウィンドウでも差分 pips を表示できるよう修正しました。
※ サブウィンドウに表示されるティックチャートなど、メインチャートと同じ価格が適用されるインジケーター専用です。オシレーターインジケーターなどでは不正な数値が表示されます。 - アラート音に MT4 / MT5 のデフォルト音源も使用できるよう修正しました。
- アラート音にお好きなサウンドファイルを指定できる機能を追加しました。
- 差分 pips を表示する水平線・トレンドラインの名前を指定できる機能を追加しました。指定した名前のラインのみ差分 pips の表示やアラートを鳴らせます。
※ ライン名には一意の固有名称が必要です。「Horizontal Line」「Trendline」部分は変更しても、その後の「半角スペース」と「数字」は変更しないでください。
※ LineSynchronizer で描画した水平トレンドライン(水平に引いたトレンドラインとは別)は、名称を変えると水平トレンドラインとして機能しなくなります。水平トレンドラインの名称は変更しないようご注意ください。
バージョンアップ 1.025(2022.01.11)
- ラインをクリックすると対応するラベルを最前面に表示する機能の信頼性を向上させました。
バージョンアップ 1.024(2022.01.05)
- トレンドラインが水平でなくなってもラベルが削除されない不具合を修正しました。
- 全体のロジックを見直して最適化しました。
バージョンアップ 1.023(2022.01.03)
- 複数チャートに適用した場合、非アクティブなチャートの差分 pips の更新が止まってしまうことがある不具合を修正しました。
- 当サイトの FixedScaleAutoScroll と併用した場合の挙動を最適化しました。
バージョンアップ 1.022(2021.12.23)
- ライン描画中はラベルを表示しないよう修正しました。
- 重複インストールに警告を出す仕様へ変更しました。
- 全体のロジックを見直して安定化させました。
バージョンアップ 1.021(2021.12.19)
- LineSynchronizer で水平線を非表示にした際、ラベルが非表示にならない不具合を修正しました。
- 全体のロジックを見直して軽量、軽快、最適化しました。
バージョンアップ 1.02(2021.12.16)
- ラインをクリックすると対応するラベルを最前面に表示できるようにしました。ラインが密集していたり、他のインジケーターの描画と重なったりするとシビアです。
バージョンアップ 1.01(2021.12.15)
- 価格・pips ラベルの構造を見直してさらに負荷を下げました。
バージョンアップ 1.001 / 1.002 / 1.003 / 1.004 / 1.005(2021.12.14)
- 差分 pips の桁数が増減しても見づらくならないよう桁数監視を強化しました。
- 桁数監視の頻度を減らして負荷を下げました。(バージョン 1.002)
- 桁数監視の範囲をチャートに見えている範囲に限定して負荷を下げました。(バージョン 1.003)
- トレンドラインのラベルが不正になることがある不具合を修正しました。(バージョン 1.003)
- 右に延長していないトレンドラインにはラベルが表示されないよう修正しました。(バージョン 1.004)
- 過去に遡った時など、チャートからトレンドラインが見えなくなった場合はラベルを削除するよう修正しました。(バージョン 1.005)
- その他スクロール時の挙動などを最適化、安定化させました。(バージョン 1.005)
パラメーター

- 差分 pips を表示する
水平線、水平トレンドラインから現在価格までの価格差を pips でリアルタイムに表示します。現在価格がラインより上にあればラベルが下付きに表示され、ラインより下にあれば上付きに表示されます。ラベルの色や音で二段階のアラートを発報できます。- 差分 pips の位置(バー本数)
差分 pips ラベルの位置をチャート右端からバーの本数単位で指定します。1増やすとバー1本分左へ移動します。 - 差分 pips 通常時テキスト色
テキストの背景を表示している場合のテキスト色です。 - 差分 pips の背景を表示する
false にするとテキストの背景を非表示にして通常時のテキスト色をチャートの前景色にします。
- 差分 pips の位置(バー本数)
- 価格ラベルを表示する
水平に引いたトレンドラインに価格を表示します。また、水平線を背景にすると価格ラベルが非表示になってしまいますが、その場合も代わって価格ラベルを表示します。
※ LineSynchronizer を併用する場合は「水平に引いたトレンドラインに価格を表示する」を false にするか、この項目を false にしてください。同じ価格が表示されます。- 価格ラベルの位置(バー本数)
価格ラベルの位置をチャート右端からバーの本数単位で指定します。1増やすとバー1本分左へ移動します。 - 価格ラベルテキスト色
- 価格ラベルの位置(バー本数)
- テキストサイズ
全体の文字サイズです。 - アラート 1 発効 pips
現在価格とライン価格との差がこの pips 以下になると、ラベル背景色と文字色を変更してアラートを鳴らすことができます。2段階のアラートを発報できます。- アラート 1 背景色
- アラート 1 テキスト色
- アラート 1 サウンド
- アラート 1 サウンドファイル
アラート 1 サウンドで「サウンドファイル」を選択して、規定の場所へ設置したファイル名(●●●.wav)を入力するとお好きな音でアラートを鳴らせます。(WAV ファイルのみ)
音源ファイル規定の置き場所
MT4 : C\Program Files (x86)\[ MT4 アプリケーションフォルダ]\Sounds
MT5 : C\Program Files\[ MT5 アプリケーションフォルダ]\Sounds
- アラート 2 発効 pips
現在価格とライン価格との差がこの pips 以下になると、ラベル背景色と文字色を変更してアラートを鳴らすことができます。例えば 0 にすると、現在価格がラインにタッチした時にアラートを発報します。- アラート 2 背景色
- アラート 2 テキスト色
- アラート 2 サウンド
- アラート 2 サウンドファイル
アラート 2 サウンドで「サウンドファイル」を選択して、規定の場所へ設置したファイル名(●●●.wav)を入力するとお好きな音でアラートを鳴らせます。(WAV ファイルのみ)
音源ファイル規定の置き場所
MT4 : C\Program Files (x86)\[ MT4 アプリケーションフォルダ]\Sounds
MT5 : C\Program Files\[ MT5 アプリケーションフォルダ]\Sounds
- サウンドを再度再生させない pips
レートがアラート価格を跨いで往復するとサウンドを何回も再生してしまうのを防ぎます。サウンドを再生後、レートがこの pips 分離れないと再度アラート価格にタッチしてもサウンドを再生しません。 - 差分 pips を表示する水平線の名前
- 差分 pips を表示するトレンドラインの名前
指定した名前のラインにのみ差分 pips を表示することが可能です。
※ ライン名には一意の固有名称が必要です。「Horizontal Line」「Trendline」部分は変更しても、その後の「半角スペース」と「数字」は変更しないでください。
※ LineSynchronizer で描画した水平トレンドライン(水平に引いたトレンドラインとは別)は、名称を変えると水平トレンドラインとして機能しなくなります。水平トレンドラインの名称は変更しないようご注意ください。
ご利用条件
- 素人の個人が使用するために作成したものですのでセキュリティなどは考慮していません。ご自身の責任で使用できる方はどうぞご利用ください。
- 使用中に損害が生じても当方は一切の責任を負いません。が、不具合などあればコメント等で内容をお伝えいただき、再現できれば修正を試みてみます。
- 開発環境は Mac 上の仮想環境にインストールした Windows 11 と MT4/5 の最新バージョンのみで、他の環境の用意はありません。(使用推奨環境のことではありません。開発環境を開示しているだけです)
- 正しく使用できない口座もあるかもしれません。
- MT4 / MT5 の気配値に EURUSD を表示してください。ブローカーごとの pips 計算のために EURUSD の価格の桁数を参照しています。気配値に EURUSD を表示していない場合はインジケーターを設置した通貨ペアの桁数を利用しますが、正確な pips 値にならない可能性があります。(pips を表示しないインジケーターは除く)
ダウンロード
ShowDiffAndAlert.ex4 (MT4)
Version: 1.04
Published: 2021-12-13
826 Downloads
ShowDiffAndAlert.ex5 (MT5)
Version: 1.04
Published: 2021-12-13
431 Downloads