FX を始めた当初から愛用させていただいている通貨強弱インジケーター『Currency Strength Giraia 28 pairs TRO Modified』のご紹介・・・ですが、少し物足りない部分を自分用に追加して使っているのでそちらを共有します。

強弱順でソートされるし設置通貨ペアのトレンド表示だけでも十分ですが
直観的な判断が難しい

強弱の差を直感的に判断できるようにメーターと、取引通貨/決済通貨の強調を追加して
物理的距離感でも強弱が判断しやすくなっています。
左の通貨(取引通貨)と右の通貨(決済通貨)が十分離ればトレンドと判断したり、逆に近づくと反転の兆しと判断したりエントリー根拠の1つとして活用しています。
強弱計算は対数などは使用しておらず、日足の安値から現在の売値までの値幅を日足の値幅で割って足し込み、足し込んだ回数で割っているだけですが、通貨強弱サイトや実勢との相違を感じないので使わせていただいています。
バージョン履歴
バージョンアップ 1.01(2024.02.11)
- リクエストいただいた機能を追加しました。
- 設置通貨ペアの売買色に、しきい値を超えると色を変更できる機能を追加しました。
※【MT4】パラメーターの項目が増えております。インジケーターファイルの上書き(または置き換え)作業は MT4 を終了してから行ってください。パラメーターがリセットされるのを防げます。
- 設置通貨ペアの売買色に、しきい値を超えると色を変更できる機能を追加しました。
バージョンアップ 1.005(2024.01.05)
- 【MT5】左上、右上に配置した場合のレイアウト崩れを修正しました。
バージョンアップ 1.004(2023.01.31)
- Windows システム由来の文字サイズに対応させて、高 DPI モニターで表示してもレイアウト崩れを起こさないよう修正しました。
バージョンアップ 1.003(2023.01.25)
- MT5 版のパラメーターが一部表示されない不具合を修正しました。
- オリジナルの強弱の重み付けをスルーするモードを追加しました。オリジナルでは最大値が9になる重み付けがされていましたが、「重みづけ」を false にするとその部分をスルーできるようにしました。
- 「表示通貨の総数を表示する」項目を削除しました。
バージョンアップ 1.001 / 1.002(2022.12.28)
- MT5 に対応しました。(バージョン 1.002)
- FX 口座の通貨ペア名の表記揺れに対応しました。(バージョン 1.002)
- パラメーターを日本語化しました。(バージョン 1.002)
- テキストの整形を微調整しました。
パラメーター

可能な限り以下の通貨ペアを気配値に表示させてください。精度が高くなります。口座で取り扱っていない通貨ペアが入力されていても計算されないだけなので問題は起こりません。
AUDUSD, AUDNZD, AUDCAD, AUDCHF, AUDJPY
CADJPY, CADCHF
CHFJPY
EURUSD, EURGBP, EURAUD, EURCHF, EURJPY, EURNZD, EURCAD
GBPUSD, GBPCHF, GBPAUD, GBPCAD, GBPJPY, GBPNZD
NZDUSD, NZDJPY, NZDCAD, NZDCHF
USDCHF, USDJPY, USDCAD
- 通貨の強弱を表示する
通貨の強弱を表示します。 - 設置通貨ペアのトレンドを表示する
設置通貨ペア名とその買われている、売られている方向を表示します。取引通貨(左)と決済通貨(右)の差分が表示されて正数であれば買い方向に強い、負数であれば売り方向に強いと判断されます。 - コメントに設置通貨ペアの強弱を表示する
コメントに設置通貨ペアの強弱を表示します。 - 計算対象通貨ペア
強弱を調べる対象通貨ペアの羅列。28 通貨ペアがデフォルトで入っています。必要のない通貨ペアを削除することは可能です。一般的な [取引通貨+決済通貨] が入力されていますが各口座の表記揺れ(OANDA の GBPUSD.oj5k など)は吸収するようにしています。口座で取り扱っていない通貨ペアが入力されていても計算されないようにしてありますので削除する必要はありません。
※ デフォルトで表示される 8 通貨以外が絡む通貨ペアを追加しても表示されません。 - 表示コーナー
表示開始コーナーを指定します。- 表示コーナーからの横位置
表示開始コーナーからの横位置 - 表示コーナーからの縦位置
表示開始コーナーからの縦位置 - 強弱順を昇降逆にする
チャート上部に表示する場合と下部に表示する場合で順番が逆になりますので、お好みで変更してください。 - テキストサイズ
テキストのサイズ 行の高さ- (追加)メーターの幅(0 で非表示)
メーターが最大時の横幅です。0 にすると非表示になります。
- 表示コーナーからの横位置
- レベル1〜レベル4
トレンドの強弱は最強が 9、最弱が 0 になっていてそのレベルによって通貨行の色を変更できます。- レベル1色〜レベル4色
- 設置通貨ペアの買い方向色
設置通貨ペアのトレンド表示時の買い色 - 設置通貨ペアの売り方向色
設置通貨ペアのトレンド表示時の売り色 - 設置通貨ペア売買方向色変更しきい値(+- 同値)
このしきい値(+- 同じ値)以上になると上記の色になります。しきい値未満の場合は以下の色が反映されます。0.0 にすれば上記の色のままで色は変わりません。- しきい値未満の買い方向色
- しきい値未満の売り方向色
- 更新間隔(分)
強弱の表示更新時間。最大 240 分です。0 でティックタイミングになります。
※ ここで指定した時間ごとに更新するだけで、この期間の平均を出しているわけではありません。 - 重みづけ(最大値が9になります)
オリジナルには最大値が9になるよう重みづけがされています(数学的に意味があるのかもしれません)が、false にするとその部分をスルーして素直に強弱率を計算して最大値が10になるようにしました。 - このインジケーターを使用しない
このインジケーターを非表示にできます。
ご利用条件
- 素人の個人が使用するために作成したものですのでセキュリティなどは考慮していません。ご自身の責任で使用できる方はどうぞご利用ください。
- 使用中に損害が生じても当方は一切の責任を負いません。が、不具合などあればコメント等で内容をお伝えいただき、再現できれば修正を試みてみます。
- 開発環境は Mac 上の仮想環境にインストールした Windows 11 と MT4/5 の最新バージョンのみで、他の環境の用意はありません。(使用推奨環境のことではありません。開発環境を開示しているだけです)
- 正しく使用できない口座もあるかもしれません。
- MT4 / MT5 の気配値に EURUSD を表示してください。ブローカーごとの pips 計算のために EURUSD の価格の桁数を参照しています。気配値に EURUSD を表示していない場合はインジケーターを設置した通貨ペアの桁数を利用しますが、正確な pips 値にならない可能性があります。(pips を表示しないインジケーターは除く)
ダウンロード
CurrencyStrengthGiraiaTROModRev.ex4 (MT4)
Version: 1.01
Published: 2022-12-27
1510 Downloads
CurrencyStrengthGiraiaTROModRev.ex5 (MT5)
Version: 1.01
Published: 2022-12-28
739 Downloads