pips 計算について触れているブログを見ると、通貨の価格表示小数点以下の桁数が3桁または5桁で表示するブローカーと、2桁または4桁で表示するブローカーで計算方法を分けています。
3桁・5桁通貨ペアの場合
pips =(オープン価格 – クローズ価格)÷(ポイント × 10)
2桁・4桁通貨ペアの場合
pips =(オープン価格 – クローズ価格)÷ ポイント
ところが例えば BIGBOSS の仮想通貨などではこの計算式だと pips の価値がばらばらになってしまいます。
ETHUSD → 2桁
LTCUSD → 3桁
EOSUSD → 4桁
XRPUSD → 5桁
BTCJPY → 0桁
当然かと思いますが BIGBOSS 内での point の価値は一定なので、損益ポイントと損益額が一緒でも、冒頭の計算式だと0桁・2桁・4桁通貨ペアと3桁・5桁通貨ペアとの間で pips 表示が10倍も変わってしまいます。
同じブローカー内だと当然こうなりますよね。計算式だけ見ると「ブローカー」ということは考慮されていません。
それぞれのブログでも「3桁5桁の“ブローカー”」「2桁4桁の“ブローカー”」という言い方をしてらっしゃるので BIGBOSS のような同ブローカー内で様々な桁数表示は想定外なのかな?、と思います。
そもそも「ブローカーごと」に変更できるかどうかが分かりませんが、ブローカー内でのポイントの価値はどの通貨ペアでも一定のようなのでなにかしら対応はできそうな気もします。input からメジャー通貨ペアの小数点桁数を入れてもらうとか、強引に一番メジャーな EURUSD の桁数を取得してしまうとか。
「自分の使っているブローカーだと pips の価値が10倍になってしまう」という方、「こんな桁数のブローカーもあるよ」という方がいらっしゃったら是非そのブローカーを教えてください。検証させていただきたいです。